いちご農家の日常
来シーズンに向けて
4月に入りいちごマラソン(勝手に呼んでますが・・・)も、あと2か月。秩父はまだ朝も冷えるのでいちごには良い環境です。収穫も増えてくる中ですが、仕事は来シーズンに向けて親株をプランターに定植する時期となります。ほとんどのいちご農家は苗を自家増殖させて9月くらいにハウスに定植します。その苗を増やす元となるのが親株です。親株1株から品種にもよりますが、30本程度は苗を採ることができます。私の農園では15000本ほど定植するので予備(病気などもでるため)の苗もいれるとそれなりの数になりますが、苗半作という言葉もあり、苗の出来が栽培の半分を占めるというわけですが、いちごの場合苗半作以上とも言われます。昨今の気象状況は高温や豪雨など苗の環境としては悪く、農家にとっては難易度高めとなっていますが、なんとか来シーズンも良いいちごが皆様に届けられるよう頑張ります。と書くと今シーズンが終わってしまったかのようですが、今シーズンもまだ2か月ほどありますので何卒よろしくお願いいたします。